2015年9月3日木曜日

無毒性弾を使用したい

近年、銃弾に使用されている鉛が問題になっているそうです。

鉛による被害についてここでは詳しく書きませんが、要は水底に沈んだ鉛玉を飲み込んだ水鳥や、鉛玉で撃たれ、汚染された獣類を食べた猛禽類を中心に中毒症状が出ているとのこと。

弾を回収できる可能性もあり、そもそも残渣処理が義務付けられている大型獣の狩猟ならまだしも、弾をまき散らす鳥猟の場合は、特に無毒性弾の使用を心掛けた方がいいように感じます。

自分の暮らす県は、幸いにも?鉛弾の使用規制はありませんが、ここは自主規制を行っていきたいところ。今回は無毒性弾について検討してみました。



無毒性弾にはいくつか種類がありますが、大きく分けると鉄系散弾と非鉄系散弾に分かれるそう。
特徴を以下に挙げてみました。

鉄系散弾
・比較的リーズナブル
・比較的流通しており、入手が容易
・硬度が高く、銃身にダメージを与える可能性有
・比重が低く、飛距離が少ない
・錆びやすく、管理に注意が必要

非鉄系散弾
・高価
・入手困難
・比重や硬度も比較的鉛に近いものが多く(※)、鉛と同じ要領で使用可能

※一部でタングステンを使用した散弾が流通していますが、タングステン自体は非常に硬度が高く、銃身にダメージを与えることも考えられます。この素材を使用している散弾に関しては、銃に適合するかの確認が必須であると思います。


自分の所持予定の銃は、おそらく鉄系装弾には対応していないと思われ、必然的に非鉄系散弾の道を探ることになります。いろいろ調べた結果、大体次のような結果になりました。

・非鉄系散弾の素材として主にビスマス、タングステン、スズが用いられている
・散弾実包(国産)は、日邦工業、旭SKBで取り扱いがありますが、日邦工業は国内在庫のみ、旭SKBは20番のみの取り扱いの上、素材は硬度が高いと思われるタングステンポリマー
・輸入実包についてはよくわかりません

自分の場合、自分の銃に適合する国内の実包を手に入れることはほぼ不可能だと思われました。
と、いうことで次にハンドロードを検討しました。

海外に目を向けると、リロード用の無毒性弾はいくつかあります。ビスマスショット、ITX SHOT、NICE SHOTなどなど。その中で、一番安かったITXを取り扱っている企業にメールし、日本への発送が可能かを問い合わせしました。

結果、OKとのこと。所持許可証の無い現時点では、税関で止められた場合困るので、その旨をメールし、少し待ってくださいと伝えました。これで選択肢を一つ確保しました。

嬉しくなったので、見積もりもお願いし、気になる一発当たりのお値段を計算してみました。


薬莢 拾ってくる予定 0円
火薬 国内で購入 25-40円
雷管 国内で購入 14円
ワッズ 輸入 42円※
散弾 輸入 318円※         ※ワッズと散弾の値段に送料、手数料を加算して計算
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計 約409円/発


これに併せてリローダー、マニュアル本も必要です。嬉しい気持ち半減です。なんなら少し萎えました。ちなみに既に3号以下の在庫はないと言われてしまいましたが、日邦工業のタングステン装弾(←これは全ての銃に使えるそう)でも定価385円/発です。

環境に配慮することにも、これだけ労力とお金がかかるんです。
そりゃ、強制でもされないと誰もやりませんよ。
(鉄系散弾を使えない銃を選んだ自分の責任は大きいですが。)

でも自然の一部をいただくというか、狩猟によって自然から恩恵を受けるのですから、今後自然の中で生きていくためにも、そういった配慮はしないといけないと思います。

これを読んでいただいた狩猟者の方にも、狩猟においての鉛弾の自粛、無毒性弾への切り替えをしていただけたらとても嬉しいです。

その結果、無毒性弾の取り扱いが増え、値段が下がるとさらに嬉しいです。。。




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